今までにない全く新しい表面硬化処理です。
アウトライン
弊社の推奨する処理方法は全く新しい工法と薬剤により金属表面に活性物質を拡散、浸透させ、また特殊硬化皮膜を高精度で形成するなど、様々なメリットを生み出す。表面硬化処理方法です。
特徴
今までの表面コーティングのようなたとえば、母材とコーティング材の熱膨張係数の違いや高負荷時の母材の歪みなどによる、脱落や剥がれなどが起こりませんし、窒化処理では得られなかった全く変寸(精度1ミクロンにて、1〜15ミクロンのご指定の硬化膜分のみは膨らみます。)や歪みの無い処理が可能なため、低コスト化の妨げとなっていた、粗削り、焼き入れ焼戻し、仕上げ加工のような2次加工を全く必要と致しません。(鏡面処理への加工も可能)さらに今まで難しいとされていたステンレス鋼(特にオーステナイト系)への処理も可能になり、幅広い鋼種に適応可能です。一般的に合金鋼と呼ばれる殆どの金属に処理が可能で、表面硬度は超硬並み(ビッカスで1600以上)になります。また、超硬自体への処理も可能でこの場合の硬度はビッカスで2200以上になります。今までの私どものデータでは、平均的に治工具、金型などの消耗生産財の寿命が平均6倍以上に延びております。(使用環境や対象ワークによっても変化いたしますのでご相談ください。)内部融合硬化層の働きで、今までのメッキやハードクロム処理のように硬化皮膜が簡単に脱落したり剥がれたりという事も御座いませんし、また耐摩耗性、(摩擦係数はハードクロムの約1/6)離型性も飛躍的に向上し、特に半導体製造用治工具、金型関連や摩耗部品への処理としてご好評を得ております。
まとめ
私どもでは、複合硬化処理処理を持ちまして広く加工も含めた消耗生産財のコストダウンを御提案させていただいております。お見積もりやサンプル処理に関しましても御相談いただければ、迅速に対応させていただきます。お問い合わせは直接お電話ください。
お客様の御訪問は 番目です。御閲覧有り難う御座います。
実績鋼種
生材の硬度につきましては硬度比較表をご覧ください
実績鋼種 JIS工業規格名 処理硬度Hv
100g/f
超硬 G1〜G3,超微粒子系 2200
冷間金型用鋼 SKD-1,SKD-11,SKD-12 1600以上
熱間金型用鋼 SKD-4,SKD-5,SKD-7,
SKD-8,SKD-61,SKD-62
1600以上
金型用鋼 Cr-Mo,13Cr-Sus
Ni-Cr-Mo,Ni-Cr-Mo-Cu
1600以上
高速度工具鋼 SKH-3,SKH-4,SKH-51 1600以上
粉末高速度工具鋼 HAP-10,HAP-20,HAP-40 1600以上
クロムモリブデン鋼 SCM 432,435,440,445
822
1600以上
超強力鋼 YAG および、MAS-1 1600以上
SUSオーステナイト系 SUS 303,304,316,316L 1600以上
SUSフェライト系 SUS 405,410L,430,430F 1600以上
SUSマルテンサイト系 SUS 410,416,420J2
420F,440A,440C
1600以上
マルテンサイト系耐熱鋼 SUH-1,SUH-3,SUH-4
SUH-11
1600以上
オーステナイト系耐熱鋼 SUH-31,SUH-36,SUH-37 1600以上
Fe系 超耐熱合金 マトリック強化型
炭化物折出強化型
γ折出強化型
1600以上
コバルト系 炭化物折出強化型 1600以上

HRCに換算できます 合金鋼との硬度比較 代表的な納入事例です 表紙に戻ります 超硬技術の紹介です お問い合わせ等どうぞ