まいの部屋
娘、舞は幼稚園の頃から、本を読むのが好きで、暇さえあれば、本を読んで絵を描いたり自分で作った物語を書いたりしておりました。小学生になると、課題図書などで感想文を書くようになり、昨年は、県の選考まで行きました。今年は、現在越谷市の代表にまではなっています。(1998年10月10日現在)記念にここに書き記しておこうと思いました。子供が書いた感想文ですから、つまらないと思いますが、もし良ければ読んでやって下さい。
今年の課題図書『なぞなぞライオン』からです。
『アイディア女の子とどうぶつ』 二年 長谷川
まい
アイディア女の子、ステキですね。そして、とってもどきょうがありますね。
わたしは、あこがれちゃいました。どんなにこわいどうぶつにあっても、
つぎつぎに楽しいアイディアがうかぶんですもの。わたしだったら、何にも
考えられなくなって、こしがぬけて、うごけなくなっちゃうと思います。
森できのこをとっているとき、人食いライオンに会って、女の子も、はじめは、
本当にびっくりしたでしょうね。しかも、にげようとしたら、すってんころりんと
ころんでしまったのですもの。心の中では、どんなにあわてたことでしょう。
ライオンが口をあけて、女の子にとびかかろうとしたとき、おんなのこが、
「ちょ、ちょっとまって。そのまえに、なぞなぞしない?」
と言うと、ライオンはとびかかるかっこうのまま、ぴたりととまった。というところが、
おかしくて、おかしくて、わらっちゃいました。さっきのハラハラした気持ちが、
どこかへ行って、おもしろくなりました。そんなにこわい思いをしているときに、
よく思いつきますね。ヘビにぐるぐるまきにされたときも、早口ことばでヘビを
やりこめてしまったり、おかしくてたまりません。山道で、サイに会ったときも、サイに、
「おい、子どもそこをどきなサイ。」
と言われて、
「あなたこそどきなサイよ。」
と言いかえすなんて、すごくどきょうがありますね。わたしには、こわくて、とても言えません。
わたしは、あんまりどきょうはないけど、こんな話に出会って見たいです。そして、
この女の子のようにやってみたいです。おかあさんは、いろいろな、なぞなぞをしっていたから、
おもしろかったです。よく考えたら、わたしにも答えられました。しりとりも、おかあさんと
やってみました。けっこう長くつづいて、おもしろかったです。プールに行くバスの中でも、
友だちとやってみました。いろいろ考えているうちに、すぐスイミングについちゃいました。
わたしは、本を読むのはとくいだけれど、早口ことばは、とくいじゃありません。でも、
こんどヘビに会ったときのために、早口ことばをれんしゅうしておかなくちゃと思いました。
ヘビと女の子は、早口ことばがとくいでいいですね。わたしも、れんしゅうすればじょうずに
なれるかな。
ことばって、まほうみたいだなと思います。こわいはずのどうぶつさんと、きょうだいみたいに
けんかをしたり、楽しい時間をすごしたり、ことばって、ふしぎな力がありますね。
それから、スイミングにもすぐについちゃったから、時間をちぢめる力もあるのかな。
なぞなぞ、早口ことば、しりとりをたくさんおぼえたいです。そして、アイディア女の子みたいに、
いっぱい、いっぱいことばあそびがしたいです。