子育て奮戦記
我が家の失敗 長谷川
我が家の一人娘『まい』は1990年12月17日,2840グラムという比較的小さく生れました。乳幼児の頃から、体は丈夫で熱が出ても親が気づかないぐらい元気でした。しかし、生れて3ヶ月ぐらいした頃から、首に赤いあざが出来始め、次第に少しずつ大きくなり最終的には、15ミリぐらいの丸になって、これには、ずいぶんと悩みました。ある日思い余って医者に行きましたら、『ストロベリー血腫』と診断され、何か悪い腫瘍なのかと心配致しましたが、自然に直るといわれ、とりあえず一安心でしたが、その後アトピーになった事から、むすめ、まいとアレルギーの闘いが始まりました。
これは、皆様にも気をつけて頂きたいポイントなのですが、子供のアレルギーはその子本人の体質によってなりやすい、なりにくいはありますが、その原因の殆どは、親と住環境が作っているという事です。生れたばかりの赤ちゃんは、当然、外界と接するのが始めてなので何に触れても何を食べても、初めての事になります。アレルギーというのは、ご存知の方も多いと思いますが、抗原抗体反応で、よく新聞等で話題になる『すずめばち』に刺され大怪我をするとか、もっともひどい時は、ショック死する(専門的には、アナフィキラシー.ショックというそうです。)とかいうのと同じで、一度体に入ったものを体の中で外敵と判断するとそれに対して、攻撃する物質を作り出す作用で、この物質自体が、体のほかの部分にも直接的、間接的にダメージを与えるために起きる現象です。たとえば、我が家では娘に頭が良い子になって欲しかったので当時、新聞等で話題になった『大豆レシチン』を離乳食に混ぜて食べさせておりました。しかし乳幼児にこれは刺激が強すぎたようで、娘は大豆アレルギーになってしまいました。実は大豆アレルギーというのは、程度の問題も有りますがうちの場合はかなりレベルが高く、お味噌、醤油、豆腐、納豆など原料に大豆が使われているものすべてに反応して、発疹などが起こります。お医者さんからは採りすぎた場合、いつショック症状が出てもおかしくないそうです。これと同じように乳幼児の頃に部屋が埃だらけだったり、逆にきれいすぎる部屋でも『ハウスダスト』アレルギーになったり、ペットを飼っていたりすると動物アレルギーになったりします。ちなみに娘は『猫アレルギー』を持っていて猫を触っただけでまぶたが、お岩さんのように腫れ上がります。乳幼児の頃にこういった事を知ってさえいれば、ある程度防げたと今は思います。もし、これから出産や、離乳食の時期などを迎えるお母さんがこれをご覧になっていたら、どうか気をつけてあげて下さい。当然のようにアレルギーは、一生の事ですから。
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