■戦争について
| 2003/04/01(火)  |
イラクの戦争も始まって10日以上が過ぎました。最初の頃は早期に決着がつくだろうという予想でしたが、今は長期化されるというのが一般的な意見ですね。ここで平和に日記を書いている私と同じ人間が現場では死んでいるのだと思うと本当に複雑な思いです。当事者(って言って良いのか判らないけど。)のアメリカでも反戦運動が起こってますし、日本でも規模の大きい集会がありますね。私も基本的には戦争は反対です。(殺し合いが好きだという人は居ないと思うけど。) 政府はアメリカと協調路線を取りましたね。これも賛否両論だと思いますが.... 私は戦争には反対ですが、アメリカに対しての協調路線を取った政府も理解できます。日本は平和な国ですが一方で北朝鮮の脅威もありますね。現在のテポドンの射程は完全に日本を捉えます。勿論、核ミサイルなどを打ち込まれたら、現状では防ぎようも無いのですが、宣戦布告されても日本には軍隊がありません。超大国のような軍事力もありません。徴兵制度も無いので防衛する人手もないですね。マスコミでアメリカの傘の中に日本は居るって書かれますが、正にその通りなのだと思います。民主主義=自由経済(自由競争)の原理が普及しますと戦争は世の中で一番、非生産的な行動なので世界的には減ると思われます。(これがアメリカが行っている民主主義の普及活動の原則で近頃はネオコンと言われている強硬派の方も出てきましたね。)一人の独裁者(?)が統治している国では、基本的にこの働きが産まれませんので個人の考え方一つで戦争も起こってしまう可能性が高いのも事実です。そんな中、唯一、日本を守ってくれるであろうアメリカの意見に協調するのは政府の苦渋の選択であっただろうと思います。(個人的には新聞やTVから早く戦争の報道が無くなる時期が来るのを一人の人間として祈っています。)
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