野呂大先生に憧れて買ってしまった『G10

数年前、野呂大先生様がステージで使っているのを見て、興味を持ち早速翌日買う気はなかったんですけどヤマハに行って弾かせてもらいました。アンプがPA用の物でなお且つ大音量だったのでこれは、”すごい”と思わず買ってしまいました。音源を含めて40万以上だったと思います。でも家に帰ってびっくり、考えてみたら、音域が広いのでギターアンプでは使えません。更に、6弦すべてがG弦(全部同じ)なので生音で練習できません。私は、その日のうちに電気屋に行き小さなステレオアンプと耐入力120Wのスピーカーをセットで購入。締めて65,000円を散財、さあ弾こうと思い、もう一度びっくり、応答性が悪く、早いパッセージを弾くと音がついてきません。(どのくらい遅いかというと『ハイウェイスター』のライブインジャパンのソロでの16分音符についてきません。丁度1音分ぐらい遅れます。)50万近くの散財をした挙げ句、わずか数時間後にはただの打ち込み専用機としての立場をゲットした、栄えある名機です。たまにライブで使われる時もベースの役目かストリングスぐらい、ちなみに私は鍵盤も少々弾けるので、フロントに立てる、顔が見える、動けるキーボードとしては、良かったのかもしれません。でも、ヤマハの人に一言いいたい!!。
『いったいこの楽器はどんな場面で使って欲しいんだ。!!』